活イカ
最も新鮮なスルメイカの状態です。船内の水槽で活かしたまま入港・水揚げします。漁船から活魚専用車両に移動し、主に函館や札幌・東京の飲食店などに出荷されます。
生け簀イカ
船内の水槽で活かしたまま入港・水揚げします。市場でセリを行い、仲卸人・買受人に販売します。セリが終わると、下氷された新鮮なスルメイカが量販店・鮮魚店などに出荷されます。
発泡下氷イカ
船内で氷を敷き詰めた発泡スチロールに詰めたものです。各地区で定められた規格に基づき、サイズが決まります。用途は、主に刺身用あるいは焼きイカ・煮物・酢味噌和えなどがあります。また、「イカソーメン」などの加工向けにも利用されます。
函館の場合
- 胴長 25cm超・・・15尾
- 胴長 23cm超-25cm以下・・・20尾
- 胴長 21cm超-23cm以下・・・25尾
- 胴長 19cm超-21cm以下・・・30尾
木函イカ
船内で木製の魚函に詰めたものです。規定は定められていませんが、60尾・100尾入れ・バラなどがあります。用途は、生珍味・乾珍味向け加工原料として取引されます。